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「全スーパー戦隊大投票」最終結果出る そこから紐解ける意外な事実とは?

NHKで実施されていた「全スーパー戦隊大投票」の結果が発表され、ネット上でも各世代で色々な意見が噴出していました。その結果を見ていくと、戦隊シリーズならではの特色が見えてきます。

実は「箱推し」が多かった今回の大投票

今年50周年を迎えたスーパー戦隊シリーズ、その全てを対象に、「作品(全49作)」「戦隊ヒーロー(300人以上)」「戦隊ロボ(160体以上)」の3部門で投票が実施された
今年50周年を迎えたスーパー戦隊シリーズ、その全てを対象に、「作品(全49作)」「戦隊ヒーロー(300人以上)」「戦隊ロボ(160体以上)」の3部門で投票が実施された

 2025年5月17日、NHKBSで「全スーパー戦隊大投票」が放送されました。その結果は、ファンによっては悲喜こもごもだったことでしょう。このランキングを紐解いていくと、他の作品にはない「スーパー戦隊」シリーズならではの特徴が見られました。

「全スーパー戦隊大投票」では、「作品部門」「戦隊ヒーロー部門」「戦隊ロボ部門」の3つが募集されました。ファンの中には、「主題歌部門」や「悪役部門」も欲しかったという意見もあります。この意見には筆者も同意見でした。

 シリーズで49作品もある戦隊ですが、各部門とも同じ戦隊が上位にランクインする結果となっています。つまりファンの傾向としては、基本的に「箱推し」だったのかもしれません。そのファンの数が順位を決定付けたと考えられるでしょう。

 その気になる各部門の1位は下記のとおりです。

・作品部門1位 『海賊戦隊ゴーカイジャー』(2011年)
・戦隊ヒーロー部門1位 「シンケンレッド」 『侍戦隊シンケンジャー』(2009年)
・戦隊ロボ部門1位 「ドンオニタイジン」 『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(2022年)

 各部門1位の作品はキレイに別れましたが、それぞれの別部門のランキングを確認していくとわかることがあります。

 まず作品部門1位の『ゴーカイジャー』は、戦隊ヒーロー部門の2位に「ゴーカイレッド」、戦隊ロボ部門2位に「ゴーカイオー」がランクインしました。

 続いて戦隊ヒーロー部門1位の「シンケンレッド」については、作品部門では3位、戦隊ロボ部門では5位に「シンケンオー」がランクインしています。

 そして戦隊ロボ部門1位の「ドンオニタイジン」については、作品部門は6位、戦隊ヒーロー部門は3位に「ドンモモタロウ」がランクインしていました。

 こう見ていくとわかりますが、この3作品がどの部門でも高順位をキープしている三強といえるかもしれません。ほかの作品に目を向けると、今回のランキング傾向がよくわかります。

 昨年、放送された『爆上戦隊ブンブンジャー』(2024年)が作品部門は4位、戦隊ヒーロー部門は7位に「ブンレッド」、戦隊ロボ部門の4位に「ブンブンジャーロボ」がランクインしていました。

 一昨年、放送された『王様戦隊キングオージャー』(2023年)は作品部門が2位、戦隊ヒーロー部門の4位に「スパイダークモノス」、戦隊ロボ部門の3位が「キングオージャー」という他の作品とは少々、異なる結果となっています。

 各作品は基本的に、戦隊ヒーロー部門のトップはリーダーであるレッド戦士ですが、『キングオージャー』だけが、追加戦士枠のスパイダークモノスでした。それではリーダー枠のレッド戦士である「クワガタオージャー」はというと14位です。

 ちなみに、その上の12位には「パピヨンオージャー」がランクインしており、作品内ではレッド戦士が3位という結果でした。特筆するのが、このパピヨンオージャーが他戦隊を含めた女性戦士では1番上の順位という点です。これは大きな注目ポイントではないでしょうか。

 こうして見ていくと、各作品のファンの数イコールランキング順位と考えてもいいかもしれません。もうひとつのポイントは近年の作品、21世紀以降の作品が20世紀の作品に差をつけた感じになっていることです。これには、とある理由が考えられます。

【画像】「全スーパー戦隊大投票」作品部門を10位からカウントダウン!

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