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ガラケーを相棒に窪田正孝が活躍!『ケータイ捜査官7』ラストは「ロスになるほど泣いた」

2008年から2009年にかけて放送された『ケータイ捜査官7』は、少し先の将来(明日未来)を舞台にした作品でした。まだ「フィーチャーフォン(ガラケー)」が一般的な時代ながら、現代社会にもつながる作品の最終回はどういった内容だったのでしょうか。

特撮俳優が多数出演! 窪田正孝がネット犯罪を取り締まる

表情にあどけなさが残る窪田正孝が主演の、『ケータイ捜査官7』DVD13巻(バンダイビジュアル)
表情にあどけなさが残る窪田正孝が主演の、『ケータイ捜査官7』DVD13巻(バンダイビジュアル)

 まだ「フィーチャーフォン(ガラケー)」が一般的だった2008年から2009年にかけて放送された特撮ドラマ『ケータイ捜査官7』は、少し先の時代「明日未来」を舞台に、人工知能を持つ携帯電話「フォンブレイバー」と高校生の活躍を描いた作品です。

 同作はシリーズ監督を三池崇史さんが担当し、主人公の高校生「網島ケイタ」を窪田正孝さんが演じるという、いま考えると豪華すぎるキャスティングでした。また、序盤にケイタの相棒(バディ)となる「フォンブレイバー・セブン(CV:河本邦弘)」を託した、ネットワーク犯罪を取り締まる秘密組織「アンダーアンカー」のエージェント「滝本壮介」を津田寛治さんが演じています。その滝本の遺志を継いだケイタはエージェントとしてアンダーアンカーに加入し、仲間とともに成長しながらネットワーク犯罪へと挑んでいくのです。

 もうひとりの主役でもある「フォンブレイバー」と呼ばれるキャラクターは、当時の携帯電話(いわゆるガラケー)に手足を付けた姿をしています。現実の世界でも、作中のように意思は持っていませんが、セブンやライバル「フォンブレイバー・ゼロワン(CV:坪井智浩)」と同様の見た目をした携帯電話がソフトバンクから販売されました。

 現代の生活で欠かすことのできない「スマートフォン(スマホ)」と人間の関係性にもつながるような描写があったこの作品の最終回は、どういった内容だったのでしょうか。

相棒との「別れ」描くラストシーンに感動の嵐

 物語の最終局面では実質的なラスボスとして暗躍していた「間明蔵人(演:高野八誠)」の手によって、市場に出回った量産品のフォンブレイバー「ジーン(CV:はるな愛)」が集合的意識から自我を持ちます。最初はコギャル(高校生ギャルの略)のような親しみやすい雰囲気を持ちながら、次第に恐ろしい一面を見せていくキャラクターを、はるな愛さんが怪演しました。

 そんなジーンが世界の最適化を目指してネットワークを掌握し、流れた動画を見た人びとはサブリミナル効果により次々と倒れていきます。そうした事態を受け、人類に味方しようとするアンダーアンカーのフォンブレイバーたちはジーンに立ち向かいますが、必死の抵抗もむなしく倒れていきました。やがて人類が追いつめられるなか間明と対峙した際、セブンはジーンを自分のなかに抑え込み、ケイタに自分もろとも倒してほしいと願います。

 その願いにケイタがためらっていると、彼の瞳からこぼれ落ちた涙によってセブンはショートし、オーバーヒートによってジーンを道連れにして融けていき、事件は幕を閉じるのでした。

 人類に平穏が訪れ、ケイタはセブンが消えた後に残っていた形見を宙に放り投げます。そこにセブンのイメージが現れ「キミの気持ちを受信した」とポーズを決めて締めくくられるのでした。このラストシーンに感動した視聴者は多かったようで、当時を振り返った人からは「最終回後はロスになるほど泣いた」など多くの声があがっています。

 現実世界では、iPhoneのSiriやAndroidのGoogleアシスタントなど、携帯電話に対話機能が搭載されるようになりました。また、OpenAI社のChatGPTやGoogleのGeminiといった、会話型の生成AIもビジネスや生活での活用が進んでいます。

 まだまだセブンたちのように自由に会話し、携帯電話がアクションするような未来は実現していませんが、ドラマ描かれた「明日未来」が近い将来に待っている、という気がしてなりません。技術革新のまっただなかにある現在だからこそ楽しめる要素が、『ケータイ捜査官7』にはあるといえるでしょう。

(LUIS FIELD)

【画像】「えっ懐かしい」「今の技術で作って」これが喋って歩くケータイ「セブン」です(4枚)

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LUIS FIELD

マンガやアニメをこよなく愛するライターが多く在籍する編集プロダクションです。幅広い年代が所属し、レトロ系から新作までおさえた「語りたくなる」記事を心がけています。

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