40代コロコロ中年、「グラスホッパー」をメイン機に据える。大人のRCカーライフ(14)
モーターを540から380にダウングレード

グラスホッパーはホットショットと比べると内部構造が簡易なため、交換自体は難しくはありません。さくっと540モーターを外して380モーターにアタッチメントを取り付け、ギアボックスに組み込んで終わり……と思いきや、ボックス内部のギアとモーター側のピニオンギアがかみ合いません。どうなっているのかとマニュアルを見なおしたところ、アタッチメントの一部に切欠きがあり、この部分をギアボックスにうまく沿わせないとギアがはまらないことがわかりました。
はい。恒例の「ちゃんとマニュアル通り組め」というやつです。
すぐに組みなおし、バッテリーをつないで試運転したところ、きちんとリアタイヤも回ったのでひと安心。ボディを取り付けて、ノーマルのグラスホッパー完成です! 最初からこうしておけばよかったというツッコミは甘んじて受け入れます!
さっそく走らせてみたのですが、想像通り安定性が圧倒的に増しています。やはり筆者の腕ではバンパーなどの改造なしで540モーターはまだ早すぎたのでしょう。
しかし、走行を楽しんでいたところ、またもやトラブルに見舞われてしまいました。急にグラスホッパーが動かなくなったので近づいてみたところ、スロットルを入れても「ミー ミー」という音がするだけで前にも後ろにも動かなくなってしまったのです。
仕方がないので回収し、モーターを外して調べてみると、なんと軸が回転しない状態に。これはもう自分ではどうしようもないので新北総サーキットのオーナーさんに見ていただくほかありません。
そこから色々ありましたが、最終的にはモーターが焼き付いていたのが原因だと分かりました。オーナーさんによるとモーター軸のオイルが不足していたようで、改めてオイルを差したところ問題なく動くように。多分自分だけでは気づけなかった部分なので、こういうときはベテランの知識と経験に頼るしかありません。
オーナーさんには今後についても相談させていただき、次回はリアバンパーなど、ある程度の改造をグラスホッパーに加えてみることになりました。なんとかスケジュールをやりくりして、時間をひねり出さねば!
(早川清一朗)