40代コロコロ中年、ホットショットをオンロード仕様に改装する 大人のRCカーライフ(20)
「オンロード仕様」でタイヤの減りが緩やかに

この日の作業は、まずユニバーサルシャフトの組み立てから入ることになりました。パーツの解説文によれば、「高い精度によりステアリングを切った時の失速感が少なく、滑らかなコーナリングが可能」になるそうです。普段使っているグリスよりも粘度が高い「Anti-Wearグリス」で手をべとべとにしながら、フロントとリア、合計4つをなんとか組み上げます。とはいえ、それほど時間がかからなかったので、それなりに作業には慣れてきているのでしょう。
もともと使っていたシャフトとホイールをさくさくと外し、ユニバーサルシャフトへと入れ替えます。しかしここで、フロントの部分に組み込んでいたはずのメタルベアリングがひとつ、外れていたことが判明しました。簡単に外れるようなものではないのに、いったいいつからなかったのか……? とりあえずオーナーさんから予備をもらって組み込み、体裁は整えましたが、ベアリングも改めて用意しなければまずそうです。
しかし、平日に屋根に当たる雨音を聞きながら、ひたすらラジコンに打ち込むのはどこか味があって良いものです。ある意味、理想の時間を過ごしているのかもしれません。
ユニバーサルシャフトの組み込みが終わると、次は六角ホイールハブの取りつけです。ここは特に問題なく終わり、あとはオンロードタイヤを装着するだけとなりました。この作業もあっさりと終了し……。ホットショット・オンロード仕様、完成です! まあ、単にタイヤを変えただけなんですけどね。これでオンロードコースを走らせても、タイヤの減りをそれほど気にしなくて良くなりました。
雨のため通常のコースは使えないので、オーナーさんから特別に許可を取り、屋内のミニッツコースをお借りして試験走行を行います。本来は禁止なのですが、雨降りで客が自分ひとりしかいないので特例です。
うん、問題なくきびきびと動いてくれます。改造は成功と言っていいでしょう。ただ、今回のタイヤは借りものだったので、近いうちにオンロード用のものを買ってこないといけません。子供のころだったら費用の問題で、改装はまず無理だったでしょう。大人になって良かったなあと、ちょっとだけ思えた1日でした。
(早川清一朗)



