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昭和「第2期ウルトラシリーズ」ヒロインたちの意外な「その後」 まさかの消息不明、大事故も…?

『帰ってきたウルトラマン』『ウルトラマンA』に登場したヒロインたちは、その後どのような道を歩んできたのでしょうか?

衝撃の「降板騒動」も…? その後を調べてわかったこと

南夕子とウルトラマンAが描かれる、「DVDウルトラマンA Vol.10」(DIGITAL ULTRA PROJECT)
南夕子とウルトラマンAが描かれる、「DVDウルトラマンA Vol.10」(DIGITAL ULTRA PROJECT)

 昭和の「ウルトラシリーズ」のヒロインといえば、『ウルトラマン』のフジ・アキコ隊員(演:桜井浩子)、『ウルトラセブン』のアンヌ隊員(演:ひし美ゆり子)のお二方が真っ先に思い出されるでしょう。リアル世代でなくとも、再放送やレンタルビデオなどで、ヒロインに心を奪われた少年たちも多いです。また、おふたりは「ウルトラ」ヒロインとして、現在もたびたびファンの前に登場してくれています。

 さて、ウルトラマンシリーズは現在も続いており、それぞれでヒロインたちが活躍し、視聴者に強い印象を残してきました。果たして、彼女たちはその後、どのような人生を歩んだのでしょうか。今回は、いわゆる第二期ウルトラシリーズにあたる『帰ってきたウルトラマン』と『ウルトラマンA』のヒロインたちの現在をみていきます。

※記事中で述べている「年齢」は、記事執筆時点(2026年1月)での年齢です。

『帰ってきたウルトラマン』には、ふたりのヒロインが登場しました。防衛チーム「MAT」における頭脳派で、時に実践でも大活躍をした「丘ユリ子」隊員(演:桂木美加)、そして主人公「郷秀樹」の恋人「坂田アキ」(演:榊原るみ)です。

 丘隊員を演じた桂木美加さんに関しては、1974年以降の芸能活動がほとんどありません。『ウルトラマンレオ』の第35話『おいらは怪獣大将だ!』で、先生役として登場したのがほぼ最後の登場作品と言えるでしょう。お元気ならば、76歳です。

坂田アキを演じられた「榊原るみ」さんも気になります。そもそも、『帰ってきたウルトラマン』において、坂田アキは第37話「ウルトラマン 夕陽に死す」で、非業の死を遂げます。この突然の「死」、そして降板は、多くの子供らに衝撃を与えました。

 榊原るみさん自身は、その後もドラマやバラエティ番組で大いに活躍しました。これは多くの人が記憶するところです。私生活では離婚を経て、映画プロデューサーの「すずきじゅんいち」さんと再婚。2001年に夫婦で渡米してからは、表舞台から遠のきます。

 ところが、2010年に夫婦は、自動車事故に遭遇。榊原さんは軽症でしたが、運転していた夫のすずきさんは一時、意識不明状態になる大怪我を負ったのです。幸いにして、夫は回復しましたが、この事故が転機となり、ご夫婦は活動拠点を日本に戻すことになりました。榊原さんも女優業に復帰し、現在もさまざまなメディアで活躍し続けています。

 さて、突然の降板といえば、『ウルトラマンA』の「南夕子」(演:星光子)です。主役であったはずが、第28話「さようなら夕子よ、月の妹よ」において突然「実は月星人だった」という設定が明かされ、物語から離脱してしまうのでした。当然、「大人の事情」によるものであり、演じた「星光子」さんからすれば、たまったものではありません。降板して以降、星光子さんは他の特撮番組に出演するなどしていましたが、結婚を機に引退してしまいます。

 1972年10月の「降板」から30年以上が経過した2009年3月11に、娘で女優の「紫子」さんのブログを借りる形で、当時の辛い心境を吐露するとともに、あの降板は「魔物の仕業だった」と述懐しました。2012年に『ウルトラマンA』が放送40周年を迎えると、その記念イベントにも登壇。ファンを喜ばせてくれました。現在も、ご自身のブログで近況を書いているので、ご興味ある人はアクセスしてみてください。(たまに桜井浩子さんなども登場します)

 子供からすれば「お姉さん」だったウルトラシリーズのヒロインたちも、実際のところは若手女優の一人でした。大人になった今、その事実が胸に迫ってきます。

(片野)

【画像】「えっ」「素敵に歳を重ねてる」これが『帰ってきたウルトラマン』「坂田アキ」女優の近年のお姿です

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片野

構成作家。1960年代カルチャーを好む。これまでに「ウルトラ」シリーズをはじめとする特撮番組、「ドラゴンクエスト」「ポケットモンスター」など国民的RPGシリーズ、ギャグマンガのジャンルで記事を多数執筆。

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