みんな大好き「列車ロボ」、スーパー戦隊での活躍はいつから? 登場には「ある法則」も
満を持して登場、初の鉄道モチーフ戦隊『トッキュウジャー』

そして、初の“鉄道”をモチーフとした戦隊が満を持して登場しました。『烈車戦隊トッキュウジャー』(2014年~2015年)です。
仮面ライダーシリーズには電車モチーフの『仮面ライダー電王』(2007年~2008年)がすでに存在していましたが、『電王』に登場した時の列車“デンライナー”がフルCGによって表現されたのに対し、『トッキュウジャー』に登場する“烈車”はOゲージスケールのミニチュア特撮をメインにCGを併用するという映像スタイルで表現されました。またトッキュウジャーが操縦する烈車のモチーフには、これまで多く採用されていた蒸気機関車と新幹線のほかに、通勤電車やディーゼル車なども採用されています。
烈車が合体する巨大ロボ“トッキュウオー”は列車の直線形を強調したデザインで、過去のシリーズに登場した巨大ロボとは一風変わったシルエットとなっています。合体シークエンスも、5台の烈車が線路を並走しながら合体するというもので、列車というモチーフの特性を活かしたものでした。
また敵・シャドーラインが操縦する闇の烈車“クライナー”も巨大ロボに変形が可能。幹部であるシュバルツ将軍とモルク侯爵、首領の皇帝ゼットが操縦する専用クライナーも登場しました。
現在、シリーズ最新の列車ロボは『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』(2018年~2019年)の第22話から登場したエックスエンペラーです。追加戦士のルパンエックス/パトレンエックスの操縦する4両のエックストレインが巨大ロボに合体したものです。
列車メカが登場する作品はシリーズ全43作品中計7作品で、やはりレールの上を走るという制約があるためか、そう多くは登場しないようです。また特徴としてシルエットの差別化から、新幹線と蒸気機関車のふたつがモチーフになることが多いようです。
2020年3月から放送開始予定のシリーズ最新作『魔進戦隊キラメイジャー』(2020年)は、乗り物と宝石がモチーフの戦隊です。過去の列車ロボたちは、合体ロボのモチーフが「乗り物」の戦隊に、シリーズ途中から登場する場合がほとんどでした。この傾向を考えると『キラメイジャー』のシリーズ途中から、新たな列車ロボが登場する可能性は高いと思われます。果たして『キラメイジャー』に列車ロボは登場するのか、楽しみにしたいところです。
(森谷秀)












