【望月英の「今から始める!」洋ゲーガイド(4) 】FPSの「さらなる上達」に使いたいツールとは?
世界中でプレイヤー人口がきわめて多い「FPS」ゲーム。初心者のなかには、入り口からなかなか先に進めない苦手意識もあるでしょう。オンライン対戦にも慣れ、さらに上達したいと思う方におすすめの方法は? 洋ゲーに詳しい声優、望月英さんが初心者に向けて分かりやすく解説する、連載第4回です。
勉強熱心な皆さまのために!

皆さま、遅くなりましたが本年もよろしくお願いします!「コイツの活動を追っかけていたら面白いものと沢山出会えるぞ!」と思ってもらえる人間になる! が今年の目標の、望月英でございます。皆さまと一緒に、楽しいゲームと出会いまくる1年にしたいと思います。
さて!前回の「洋ゲーガイド」では、FPSオンライン対戦の「最初の門のくぐり方」についてご紹介しましたが、今回はその先、「もっともっとシューターゲームを楽しみたい!」という方に、「こんな楽しみ方、上達方法もあるんだぜ!」というご提案をさせていただきたいと思います。
FPSやシューターゲームに限らず(というか、そもそもゲームに限ったことではないのですが)、プレイする前よりもプレイした後の方が理解できるものが増えると同時に、プレイ前では見えていなかった「新たな疑問点」が出てくるはずです。FPSで例をあげると……
「攻め込むタイミングと退くタイミング」
「正面から戦うべき場面、回り込んで戦うべき場面」
など、交戦時のとっさの判断が求められる場面で、どうすべきか悩んでいるうちにやられてしまう経験、ないでしょうか?
ある人は…素晴らしいです! 「新たな疑問点」に到達できている人です。 「なんだかよくわからない内にやられてた」よりも一歩進んだ段階といえるでしょう。「新たな疑問点」は、やみくもにプレイしているだけでは越えられない壁となることもあります。そんな時は、自分のプレイを客観的に「見て」改善点を見つけてみましょう!
最近のゲーム機は、プレイした動画を簡単に録画することができます。プレイステーション4でしたら、パッドの「SHARE」ボタンを押して「ビデオクリップを保存する」を選択すれば、直近で最大15分のプレイ動画を保存できますし、PCでも、画面を録画するソフトが簡単に手に入ります。
まずはオンライン対戦を1試合録画して、「迷いが出た局面」や、「敵に成す術もなく倒されてしまった局面」を自分で見てみましょう。客観的に見てみると、「この場面はこうしたらいいのか?」といった「プランB」が見えてくることもありますし、「この局面にならないようにするにはどうしたらいいだろう?」という、「そもそも論」を展開してみても、新たなアイデアやヒントが生まれるかもしれません。生まれたら、また実践です!