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『鬼滅の刃』下弦の伍・累の最期が泣ける 父・母・兄・姉蜘蛛を従える、那田蜘蛛山の鬼

『鬼滅の刃(きめつのやいば)』の登場キャラクター、累(るい)。十二鬼月のひとりで、下弦の伍(かげんのご)。アニメ版の声優は内山昂輝。那田蜘蛛山を棲家とし、かりそめの父、母、兄、姉の蜘蛛の鬼たちで家族ごっこをしていました。その理由は、鬼になった時の哀しいエピソードにあります。

『鬼滅の刃』累とは

TVアニメ『鬼滅の刃』場面カットより累 (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 累(るい)は、那田蜘蛛山(なたぐもやま)を棲家とする十二鬼月(じゅうにきづき)のひとりで下弦の伍。あやとりのように蜘蛛の糸をあやつる血鬼術を使います。

 藤の花の家紋の家で療養を終えた炭治郎、善逸、伊之助が指令を受けて向かった先が那田蜘蛛山でした。現地に着いた炭治郎、伊之助が見たのは、同士討ちをする鬼殺隊員たち。先に山に入った先輩隊士たちは、那田蜘蛛山の鬼によって操られていたのです。那田蜘蛛山には、累が力を与えた鬼たちが、かりそめの家族を作っていました。

「累に刻まれた剣士」が超人気キャラに

 累の身長は135cm、体重が30kg。姿かたちは子供のようですが、鬼のなかでも上位の力を持つ十二鬼月のひとりです。「こんなガキの鬼なら俺でもやれるぜ」と現れた鬼殺隊の先輩隊士は、一瞬にしてサイコロステーキ状に切り刻まれてしまいます。この隊士は「俺は安全に出世したいんだよ」「そこそこの鬼を一匹倒して下山するぜ」と死亡フラグを積み上げ、一瞬にしてフラグを回収した鮮やかさで超人気キャラに。「サイコロステーキ先輩」としてファンから愛され、「週刊少年ジャンプ」の第2回キャラクター人気投票で35位に輝きました。本名は不明で、人気投票での記載は「累に刻まれた剣士(隊士)」。累の強さを象徴する存在となりました。

『鬼滅の刃』愛すべき脇役5人 トレンドを独占した「サイコロステーキ先輩」

2020年10月に発表された「週刊少年ジャンプ」での『鬼滅の刃』第2回人気キャラクター投票では、我妻善逸が堂々の1位に輝きました。死亡フラグを積み上げて生き残った村田さんも25位にランクイン。サイコロステーキ先輩など、愛すべき脇役5人が「鬼滅人気」を支えているのかもしれません。

『鬼滅の刃』累の声優は内山昂輝

 TVアニメ『鬼滅の刃』で累の声を担当するのは、声優の内山昂輝(うちやま・こうき)さんです。どこか影がありつつも色気、深みを含んだ少年役がマッチする声質。少年役の人気作として『機動戦士ガンダムUC』バナージ・リンクス役、『呪術廻戦』狗巻棘役、2021年の新作アニメでは『すばらしきこのせかい The Animation』ネク/桜庭音操役などがあります。

 青年役としても脇を固める重要なキャラクターを演じています。『マクロスΔ』メッサー・イーレフェルト役は、無口でクールな凄腕のパイロット。劇場版もロングランヒットした『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』では、べネディクト・ブルー役として、主人公のヴァイオレットを支える「口は悪いがいい先輩」を好演しています。

累が作った蜘蛛の家族

 家族の愛を求める累は、那田蜘蛛山でニセの家族を作っていました。鬼たちを集め、顔を自分に似せて変化させて家族の「役目」を演じさせます。それに従わない者、うまくできない者は暴力や日光で焼くなどの罰を与え、恐怖を植え付けます。

 鬼は基本的に群れないとされていますが、累は鬼舞辻無惨のお気に入りで、家族を作るという行動を容認されていました。また累の死後、十二鬼月のうち下弦の鬼たちを集め、通称「無惨様のパワハラ会議」で惨殺したことからも、無惨が累に思い入れを持っていたと思われます。

累の父・父蜘蛛

 アニメ版の声優は稲田徹さん。巨体の鬼。顔は累に似ておらず、異形です。剛力で炭治郎と伊之助を追い詰め、「十二鬼月では」と思わせるほどの強さを見せました。

累の母・母蜘蛛

 アニメ版の声優は小清水亜美さん。蜘蛛の糸で操り、鬼殺隊士たちを同士討ちさせていたのは母蜘蛛です。母役といっても元は幼い鬼で、累の機嫌を損ねることを恐れていました。伊之助によって居場所を察知され、炭治郎が攻撃しようという際、死ねば救われると頸を差し出したため、痛みのない穏やかな技「水の呼吸 伍ノ型 干天の慈雨」で絶命。死の間際、炭治郎に「十二鬼月がいるわ 気をつけて…!!」と言い残します。

累の兄・兄蜘蛛

 アニメ版の声優は森久保祥太郎さん。顔は累に似ているものの、体は蜘蛛そのものの鬼。那田蜘蛛山で炭治郎の嗅覚が鈍るほどの激しい異臭を発生させています。人間を蜘蛛に変える毒を使い、善逸を追い詰めます。恐怖のあまり失神した善逸が「雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃・六連」を放ち、兄蜘蛛は倒されました。

累の姉・姉蜘蛛

 アニメ版の声優は白石涼子さん。顔や身長など、累の姉らしい姿をした鬼。しかし顔が元に戻ってしまうと、累に激しい暴力を振るわれます。累の機嫌を損ね、頸を落とされてしまったことも。那田蜘蛛山に入り込んだ人間を殺せと命じられ、自分の頭を持って立ち去ります。そして姉蜘蛛が遭遇したのは蟲柱・胡蝶しのぶ。人間を何人殺したかを問われ、嘘をついたのを見抜かれます。最期は胡蝶しのぶの毒の攻撃を受け、絶命しました。また、アニメ版オリジナルの設定で、回想でさらに上の姉(CV:伊藤かな恵)が登場しますが、累に殺されています。

累が鬼になった過去

 累はもともと、病弱な少年でした。そこにつけ込んだのが無惨です。鬼になり、強靭な体を手に入れたものの、人を喰わなければ生きられなくなった累。両親は悲しみ、累を殺そうとします。累は自分を殺そうとした両親に逆上し、惨殺しますが、のちに父が「大丈夫だ累 一緒に死んでやるから」と言ったこと、母が「丈夫な体に産んであげられなくてごめんね」と詫びていたことを思い出し、後悔。しかし鬼になったことで人間のときの記憶は薄れていきます。

 累がひたすら欲したのは家族の絆です。そのため、鬼を家族に仕立てて「家族ごっこ」をしていました。しかし他の鬼よりも強い累は「守られたい」という思いがかなわず、家族の絆を求める思いに飢え続けていました。そんな累が見たのは、炭治郎と禰豆子の、本物の家族の絆でした。力と恐怖によって禰豆子を手に入れようとする累を拒絶し続けた炭治郎。兄妹の絆が禰豆子の血鬼術「爆血(ばっけつ)」を発動させ、炭治郎は禰豆子の血で赫く染まった日輪刀で「ヒノカミ神楽」を繰り出し、累を追い詰めます。

 炭治郎の刃は累に届きませんでしたが、駆けつけた水柱・冨岡義勇が累の頸を落とします。死の間際、生前の記憶を取り戻した累。両親とともに地獄の炎に包まれたのです。何かを求めるように手を伸ばした累に、炭治郎は自分の手を重ねました。多くの人間の命を奪った鬼にも、悲しい過去があり、炭治郎はそれに手を差し伸べる……印象的で、涙を誘うシーンです。

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※禰豆子の「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記

(マグミクス編集部)

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