『鬼滅の刃』蝶屋敷の3人娘・高田なほ 「遊郭編」でさらわれそうに!?
吾峠呼世晴先生による漫画(マンガ)『鬼滅の刃(きめつのやいば)』(ジャンプコミックス/集英社)に登場する、蝶屋敷の3人娘のひとりである高田なほ(たかだ・なほ)について解説します。
- ネタばれ注意
蝶屋敷の3人娘・なほちゃんの見分けかた
「なほちゃん」こと高田なほは、「蝶屋敷」で働く看護師です。「蝶屋敷」では蟲柱・胡蝶しのぶ(こちょう・しのぶ)のもと、傷ついた鬼殺隊士を治療しています。寺内きよ(てらうち・きよ)や中原すみ(なかはら・すみ)とは同い年で、ファンからは「3人娘」と呼ばれています。
前髪は額を出すように中央から分けて垂らしたスタイル。長い髪を左右に分けて三つ編みにしています。三つ編みには胡蝶姉妹や栗花落カナヲと同じ、蝶をモチーフとした髪飾りを着けています。
3人娘から高田なほを見つけるには、「三つ編みお下げ」を探せばいいでしょう。
着ているボタンワンピースは白で、丸い襟がかわいらしいデザインです。腰の部分を原作では黒、アニメでは黄緑色のベルトで縛っています。
那田蜘蛛山で傷ついた炭治郎が「機能回復訓練」を受ける時に、高田なほはマッサージ役として参加しました。伊之助が泣き出すほど痛いというマッサージです。
途中から訓練に参加した善逸の「女の子に触れると楽しい」という不謹慎なセリフを聞いた時は嫌な顔をしています。3人のなかでは引っ込み思案なようで、後ろに下がっていることも多くあります。「全集中・常中」の訓練に取り組んだ炭治郎から頼まれて、集中を切らした炭治郎を布団叩きで起こしています。
高田なほ、宇髄天元にさらわれる!?
高田なほが、音柱・宇髄天元(うずい・てんげん)にさらわれそう……に見えるシーンがありました。
それは単行本8巻。『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』で描かれた、無限列車での戦いを終え、炭治郎たちは蝶屋敷で訓練に励みます。その間に任務にも出かけていましたが、炭治郎が戻ってくると悲鳴が聞こえました。なんと宇髄天元が蝶屋敷から神崎アオイ(かんざき・あおい)と高田なほを連れだそうとしていたのです。アオイを肩に担ぎ、高田なほを小脇に抱えた天元の姿はどう見ても誘拐犯です。
助けを求めるアオイ。カナヲが止めに入ります。さらに、3人娘の寺内きよと中原すみも天元につかみかかっていきます。それを見た炭治郎が天元に頭突きを入れようとしますが、かわされてしまいます。
天元は遊郭に潜入するため、女性の隊員が必要だったのです。しかし、高田なほが隊員ではないと聞いて門の上から投げ落としました。なほは炭治郎に受け止められて、「落とされました」と泣きつきます。そこに善逸と伊之助が戻り、代わりに行くと発言。高田なほとアオイは天元から解放されました。
高田なほの声優は?
桑原由気(くわはら・ゆうき)さんは長崎県に生まれ、2012年に東京アナウンス学院を卒業してマウスプロモーション養成所に入ります。2014年に芸能事務所「マウスプロモーション」に所属します。
同年7月にアニメ『ひめゴト』で主人公・有川ひめ役を演じています。さらにアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』では、クッキー・グリフォン役を務め、『小林さんちのメイドラゴン』のトール役で人気を得ます。
ラジオでも活躍し、『AG-ON Premium アワー 桑原由気と面白い人たちのらじお』(文化放送)、『桑原由気と本渡楓のパリパリパーリィ☆』(ラジオ関西)ではメインパーソナリティを務めています。
高田なほの過去
高田なほは、幼い時に親や家族を鬼によって失っています。同じ境遇だった胡蝶カナエ(こちょう・かなえ)たちの住む「蝶屋敷」に引き取られました。
その後、一般の家庭へ養女として迎えられる予定でしたが、胡蝶姉妹や他の少女たちと家族のような絆を結んでいた高田なほは、看護師となって「蝶屋敷」に残る道を選んでいます。
高田なほに関連するキャラクター
(マグミクス編集部)